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すみれファンファーレ (6)

何かの漫画を買ったときに挟まってた紙に、すみれファンファーレの1話がフルで載っていて、すみれちゃんの良い子っぷりに泣いてしまって、すぐに単行本を揃えてしまった。

一昨年ごろ?に掲載誌がなくなってしまって、すみれの最終巻もしばらく出なかったんだけど、全篇描きおろしで出版してくださった。そのことにまずものすごく感謝したい。。ありがとうございます。

基本的に善人しか登場しないけど、みんなちょっとしたりちょっとしなかったりする心の傷を負ったり負わなかったり、でもその傷を少しでも癒やしてくれるのはやっぱり人の善意だったりする漫画。六巻分語ると書くのも読むのも面倒なので、六巻だけについて書くしネタバレもしますので漫画買ってほしいです。

で、最終巻となった六巻ですが、ぼろぼろ泣きました。見事な着地だったとおもいます。この漫画を読んだ人の多くが感じるであろう、「まあこんなよくできた聖人小学生現実にはいないんだけどね感」に対して一撃突かれたというか、自分の子供がすみれちゃんみたいなよくできた子だったとしたら、たぶんすみれちゃんのお母さんと同じように悩むんだろうなあと。自分の子供の我慢強さに甘えてしまって、子供のことを第一に考えられていないんじゃないか…という部分。そのあとのおじいちゃんのセリフとお母さんの反応、これはちょっと涙腺から涙を根こそぎ搾り取られるほど泣きました。さらにあとに続く 「自分を責めすぎると、まわりにも同じことを求めてしまって人を許せんようになる… 大事な菫と自分を甘えさせる余白を、心に持ってないといけんよ………」これはもう心に深く刻んで、大事な人がいっぱいいっぱいになったときにかけてあげたい台詞だなあと思う。すみれちゃんの今後が見られないのは残念だけど、大切な作品として深く心に刻まれました。ほんとありがとうございました……!